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いろんな意見を聞く日

1月19日、お昼に新宿で山下俊一氏が講演するという。
夜には柏で小出裕章さんと小林泰彦さんの対談。
フライヤーを見るとなにやら「対決」な様相。
偶然にも一日で推進派の話が複数直接聞けるということで急遽ハシゴしてきました。


「無料市民セミナー ~東日本大震災・原発事故の教訓と医療~」
新宿 NSカンファレンスホール


入場無料、事前登録も不要だという。実際現地に行くと受付で名前など書くこともなく完全フリー。
ただ開始前の影アナで「不規則な発言はご遠慮ください」。
さすがに、反対意見を持つ人が来ることは想定している訳だ。
にしてはこのセキュリティの甘さは大丈夫か? 逆に心配になるほど。

山下俊一氏の講演テーマは「放射線災害医療と健康リスク管理」
放射線の基本的な話に始まり、後半は自分達が福島で行なっている事について。
私なりにまとめると「不確実な状況の中で客観的事実を元にリスクをどう考えるか」
要は考え方が大切、ということが言いたいのだな、と。

この期に及んで「放射線の影響はニコニコ笑っている人は来ません」なんて言いませんし、100マイクロと10マイクロを間違えるなんてことはありません。


ではどういう論調か、私から見ると「正論は言うが都合の悪い事は言わない」という感じです。
無難にまとめる、といってもいいか。
例えば、東西冷戦時から現在に至る空間線量のグラフをスライドで表示。
「福島の事故の前から放射線はあるんです」と言い、数値が跳ね上がってる3.11以降についてはまったく言及せず、という感じ(ハンズアウトはないのでスクリーンで見せるのみ)

全く事前情報なしに「エライ先生のご講演」として聞くならば、納得しちゃう人はいるだろな、と。

でも、追及したい人は当然来ている。その中でその調子ですから、途中で声を上げる人はいたし、そしてさらに悪いことに講演が終了したら質疑応答無しで速攻退場という進行にしたものだから場内は紛糾。
(このあたりは田中龍作ジャーナルが速攻でレポートしています。検索して読みましょう、そして出来ればカンパも。)

そりゃそうなるわな。

それでも強引に、次のスピーカーへと移っていきました。


主催は東京医科大学とNPOの先進医療フォーラム、ということですが、そもそも何のためにこのセミナーを開催したんでしょうね。
私には判らない。あえて言うならば「やった、という実績」が必要なのか?
それでも、山下氏を呼ぶという意味が判らない。今東京に呼んだら、ましてやこんなオープンなところで喋らせたらどうなるか予測できるはずなのに、、、それこそリスク評価が、ってw.


実は次のプログラムに移って早々に退席したのは、先着15名にホールボディカウンターが受けられるという来場者特典w.があったため。

NSビル近くに止められた測定車に乗り込んでスタンド式のカウンターで120秒。

(よく見る座式のタイプは「性能が悪いという“風評被害”がある」と検査員の方が言ってた)

気になる結果は、NDでした。


検査員に聞きました。
「検出限界はいくつですか?」
「150Bqです」

まあお試しで120秒だからそんなもんでしょ。
検出限界は測定時間の√に反比例すると言われています。

駄菓子菓子、改めて報告書を見てみると、「Cs-134:300Bq Cs-137:300Bq」と書かれていた。合計600Bqやん!
いくらお試しとはいえ、、、。検査員もまさかこんなバレる嘘はつかんでしょ、勘違い、、、いやそれだってダメでしょ。

その条件で「検出されず」だから年間「1mSv未満」ですよってことね。まあお試しだから文句は言えませんけどね。本当の検査は大丈夫なんでしょうね?ね?

検査をしてくれたのは一般社団法人 労働保険協会というところでした。



その後、柏に移動。

「放射線対策と原発と明日」 
柏市民文化会館


小林泰彦さんと小出裕章さんの写真の間に「vs」と書かれている。
実は会場に着いてから頂いた資料で、小出さんから推進の人と対談がしたいという申し出があったことを知る。
さすが、である。
しかしなかなか出てくれる人はいなかったそうで、この小林氏は自ら「私は疫学は全くの素人です」「原発については語れません」と、いやはや。
い、いやでも放射線生物学の専門家ですよ。
ですから自分の領域については当然ちゃんと話す。
ただここでも「正論は言うが都合の悪い事は言わない」という点は共通していた、と思う。
冒頭「では自分だったらこの柏に住めるか、という視点でお話します」と言っておきながら、質疑応答までまるで言及しなかったし(講演の時間配分が全然ダメでしたこの人)。

それでも、「意見を冷静に聞こう」という気持ちは、自分だけでなく会場全体にあった。だから講演中に野次が飛ぶことはなかったし、終了時には拍手があった。

でも、ね。質疑応答で出たこの発言には、桂文枝ばりにコケそうになりましたよ。


「放射線のリスクばかりでなく、他の大きなリスクも考えなければいけない。

食中毒とか交通事故とか」

被曝より食中毒が危険ですと。
い、いやこれが農薬なり遺伝子組み換え食品だったら判りますよ。
よりによって食中毒って。。。。

東大大橋教授の「プルトニウムが飲んでも安心」以来の珍発言として、私の記憶に残りました。



別に私は、脱原発だから推進派の揚げ足をとろうと思って書いている訳じゃないです。
それ以前に、あまりにもお粗末すぎる。哀しくなる位。
だって、啓蒙の機会という点では、原発反対だろうが賛成だろうがそこは同じだったはずでしょ。
再度書くけど、柏の会場では少なくとも双方の話は聞こうという空気は確実にあった。

それでこの体たらくですもの。

この2つの会場で「今まで不安だったけどちょっと安心しました」という人はいたんだろうか?
それ以前に、そういう成果を目指して来たのだろうか、山下氏も小林氏も。
それ自体まったく感じられなかった。

これって、原発反対/賛成とは全く違った次元。
「何の為にやるのか」「自分がおかれている状況を客観的に見る」「説得力(プレゼンスキル含む)」の欠如だと思う。
「実績作りの為にやる」「呼ばれたからやる」そうとしか思えない。

ただし「自分がおかれている状況を客観的に見る」という点においては、柏の会場前で入場の段取りにブチ切れて大声を出していた人、質問の時間なのに自分の主張を延々と話す人、これは恐らく原発反対の人だと思うが、まるで同じようにいえる。
っつかエラい迷惑。こういう輩と一緒に「<“反原発派”>」なんてくくられたらたまったもんじゃない。
それで必ずといっていいほど、いいお齢の方なのよ。
そういえば、台風で電車が止まっている時に改札口で大声出しているのも大抵オッサンだよな。
駅員さん、可哀想に。貴方のせいじゃないのにね。
なんなんでしょうかねあれは。アタマが固くなるということなんでしょうか。
これについてはzamamiyaさんが今朝同様に語っていますのでチェックしてみてください。



そもそものそもそもは、自分の考えを鍛え、賛同者を増やす為には、違う意見の人、無関心な人と対話することを恐れちゃいかんと思ってる訳ですよ。
本音は怖いし面倒くさいけど。
それは湯浅誠さんの本を読んでの影響。

ああそれなのに、と思ってしまった土曜日でした。
で、でも本当に狡賢い奴はうまーくやってるからな、油断は禁物。



「いったい幾つの憎しみを乗り越えたら 僕と君は分かりあえるのだろう」
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kazz.

I'm now here, I'm nowhere.
ここにいてそしてどこにもいない
ハイブリッド。
まあ、
住んでるとこ=地球、
肩書き=人間、
でええやん。

*タイトルはNICOっつかP-fiveから。
詳しくはここら辺り
http://48262.blog42.fc2.com/blog-entry-324.html
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=466626

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