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引っ越しても
下高井戸シネマ は自転車圏内。
スケジュールを見たら、「ぐるりのこと」が初日で「JOY DIVISION」が最終日。しかも映画の日だから千円やん。ということで急遽決定。
ぐるりのこと。 いい意味で2008年の今観るべき映画。そのうえで10年後20年後観直したらどうなるだろうかと考えた映画。
台詞回しに無理がない、そして音楽がほとんどないのがいい。リリー・フランキー演じるカナオの視線のように、静かにそして深くストーリーは進んでいく。というかこの役はリリーさん以外考えられないというのは橋口監督と同意見。あの中原昌也が彼の演技を手放しで絶賛していたのも納得だ。
主人公夫婦と平行して描かれるバブル以降の数々の事件。それぞれはたいがいワンシーンのみだが、その証人や被告人役の配役が見事。とくに横山めぐみの証言シーンはさりげなく圧巻だった。最初
杉崎美香 だと思ったが(汗)。
2時間20分の長尺だけどまるでダレなかった。タイアップという名の「金の匂い」がほとんどしないし(名古屋城をバックに“名古屋”というテロップはずっこけたが)。
ヘビーなシーンはいくつかある、ただ心して観て、受け止めるべき~まさに「逃げない」by カナオ~映画。
JOY DIVISION 全然詳しくないんですけどね。いやだからこそこういう機会に。
ただ冒頭で語られる通り、一つのバンドのドキュメンタリーというよりマンチェスターという街の物語。
76年にバズコックスのプロモートによりピストルズがツアーで来て、バンド結成に至る(この辺りは”24HOUR PARTY PEOPLE”が詳しいか)とか。そして工場ばかりの街並。暗い空に煤煙。
リバプールが博多ならマンチェスターは北九州?、というのは強引か。そいえばリリーさんの顔をずっと見てたら先週の池畑兄貴を思い出した。
ロビーに貼られた今後かけられる作品のフライヤを見ると相変わらずいいのばっかし。知らないのでもここで選ばれた作品ならいいんだろうって。
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D.Columnはいずこに・・・。